2011/08/26

雨だから庭園美に行ってみる。

先週の日曜、小雨のなか東京都庭園美術館へ行ってきた。



夏休み時期は天気がよかったら混雑するだろうな、と思っていた展覧会。雨なら人少ないかも? と足を伸ばしたのは正解で、什器にへばりつきながら見ることができた。
目的はガラス。宝飾品にはあまり興味ないけど、ガラス細工に惹かれる理由は自分でもよくわからない。技術的な変遷がわかりやすいからなのかなぁ。

「国立エルミタージュ美術館所蔵 皇帝の愛したガラス」
catalog: Glass Adomired by the Russian Tsars

ヴェネツィアングラスから始まり中世ドイツ、スペイン、アールヌーヴォーの展示を経て、ロシアへ。ガレ、ラリック以前の作品は目にする頻度が高いのに、けっこう見入ってしまった。あ、スペイン産のは初めて見たかも。エナメル絵付けの描き方でどのあたりの地域でつくられたか、だいたい見当ついたのがちょっとおかしかった。

ロシアングラスはさすがに最近の作品がメインなだけあって、洗練されている印象。あの震災の後中止になる展覧会が多いなか、(とくに壊れやすいガラスの)貸出を快諾されたエルミタージュ美術館に感謝。

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