あづみのは思ったほど寒くなかった。

信州クロス＠アルプスあづみの、に行ってきた。

当日の最低気温が−3℃と聞いて、凍結大丈夫か？ 会場までたどり着けるのか？ なんて勝手に心配してたけど、大丈夫、問題なかった。

コースはこんな感じ。


舗装路とハードめな土だけの、スピードコース。ギア比的にいけるかどうか、というところ（フロント38Tシングルなので）。 C2はエントリー14名、昇格枠は1つ。相変わらず条件が厳しい。スタート位置は1列目の中央あたりを確保する。といっても2列だけなんだけど。
舗装路を一気に上って、下ったあとの直角コーナーをとにかく先頭付近で通過する、というのが今日のはじめの目標。なのでスタート前に、上りのギア選択を念入りに行う。

そしてスタート。
お、今週もホールショット決められるんじゃないか？と思ったところで左端から飛び出していくひとが。あ、やまめ工房のまさるさん。今のコンディションではとても付いていけなそうだ、と日和ってしまう。3ｰ5番くらいで目標ポイント通過。

1人逃げとの差がまったく詰まる気配がない。3ｰ4周目あたりの舗装路の上りで2位集団の前に出て自ら追い始める。まもなくシケイン突入というところで、階段を上りきるまさるさんは目視できるのだけど、それ以上差を埋めることができない。

結局3周くらい追いかけて、自分のパワーが尽きはじめて、 日和って3人パックを形成してしまう。この2人に置いて行かれて、もう追いつけないくらい離れてしまったら、たぶんボクはレースを止めてしまったんだけど。3人でポディウム2席を争う展開。今日はそれなりに走ったし、昇格できないなら2位もビリも変わんないんだよなぁ、という考えなんか吹っ飛んでしまって、もはや意地の張り合い。

最後のシケイン手前のダートの上りで、後ろから気配が。ボクはもう自分をプッシュできないので、コース消しにかかる（前走者特権w）。そこを割って入ってこようとしてハンドル触れたら、何かあったらしく4位の選手は一瞬消える。が、またザクザクと枯れ葉を踏み分ける音が聞こえ・・・そこでシケイン。なんとかクリアして直後の階段。なんとか前を取った。追い越されないように担いだバイクの向きを変え、階段上りきったら全力で押して走った（階段からゴールまで20mくらい？ なので乗車のメリットない）。刺されなかった！ と安心してバイク投げ出してバッタリ倒れた。

あの展開は走ってても見てても楽しかったんじゃないかな。あたしは終盤楽しんでる場合じゃなかったけど。今回も昇格できなかったのは残念だけど、先頭争いできるくらいの走りは出来ると証明できたのはよかったかもね。